2009年2月24日火曜日

from Paris 07

サン・マルタン運河のあたりは、
パリのなかでも大好きなエリアなのですが、
まず行きたいのが“ARTAZART”という本やさん。
アート・デザイン・写真・建築の本などがたくさんおいてあります。
なかでも、お店の奥のほうにある絵本コーナーには、
ついつい、長々といすわってしまいます。

今回は、ARTAZARTで購入した本を2冊ほど。

まずは、“D”
これは“D”の本。
というのは・・・

なかはこんなかんじで、
この見開きは、“Dame(婦人)”と“Deguiser / Deguisement(変装)”。

この見開きは、“Dents(歯)”。

この見開きは、“Deux(2)”と“Danse / Danseuses(ダンス)。

こんなふうに、“D”ではじまるあれこれが
描かれていたり、コラージュされていたりします。
どのページもとても趣味がよく、おもしろいのでもっとのせたいのですが。。。

この本は“l’AbeCeDaire”というシリーズで、
アルファベットが、それぞれちがうアートワークによる全20冊にまとめられています。
ARTAZARTにも何冊かあり、迷って迷って私は“D”にしました。


つぎはこちら、“Bon Baiser de Paris” ちょっとヨコシマでイヤラシイ、毒っけのある、
でも、パリだーい好き!なパリ案内といった感じです。

なかはといえば・・・
ふざけてる~。
でもこういうの好きなんです・・・!


83 quai de valmy 75010 Paris
Tel:01. 40. 40. 24. 00
Metro:Jacques Bonsergent

2009年2月22日日曜日

FALINE 5th Anniversary Party @ Le Baron

5:00 am omotesando

6:00 am shibuya


時計をもどして・・・


3:00 am le baron

3:00 am le baron


この前のバレンタインの日、
MISSHAPESがDJをするとのことで、
Le Baronに遊びに行ってきました~。
もう、ガッチャガッチャに盛りあがっていました!

2009年2月21日土曜日

秋福音 @ 晴れたら空に豆まいて

月曜日、友達が音楽ユニット「秋福音」の演奏に参加するということで、
代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」に行ってきました。

秋福音は、「コーヒーをいれるまでを音楽にする」というおもしろいグループ。

豆がホーローの入れ物に入れられるカランカランという音、
その豆をひくガリガリという音、
食器がカチャカチャとふれあう音、
お湯がコポコポとわき、できあがったコーヒーがカップへとそそがれる音。

それに、ギターやベース、ピアノ、サックス、ハーモニカ、パーカッション、
おもちゃの楽器や人の声、お皿や薬缶をたたいて出る音、
ボールが床に落ちて弾む音などが多彩に交わります。

コーヒーをいれる、というとても日常的な光景・音の再現、
それに、ほかの音がいくえにも重なり醸し出される雰囲気は、
プロジェクターで映し出される映像ともあいまって、とても幻想的でもあります。
深い森かどかかへ迷い込んでいくような・・・。

なんとも、耳と目、そして途中からは鼻も話せなくなる時間でした。




最後には、できあがったコーヒーがお客さんにふるまわれます。

秋福音は、こういったライブハウスだけではなく、
カフェやギャラリーなどでも演奏をしているようです。
また、メンバーや使われる楽器(もの)も固定ではなく、
そのときどきよって、演奏もまったくちがったものになるそうです。

また別の場所、別の気分で聴きに行くのもおもしろそうです。


友達に柚子をもらいました。

2009年2月18日水曜日

OPEN MIC @ The Ruby Room

きょうは、仕事がえりにどうしても音楽を聴きに行きたくなってしまい、
渋谷のThe Ruby Roomへ。

はじめて、OPEN MICというスタイルを体験しました。

お客さんのかんじもよくって、おもしろい場でした。
行ってみてよかったなぁ・・・。

写真もすこしとったので、
現像したらまたこのときのことを載せたいと思います。



2009年2月16日月曜日

Shantell Martin Hidden Ora @ superdeluxe

Shantell Martin “Hidden Ora”を見にsuperdeluxeへ。

写真のように、お客さんがスクリーン(壁)のまえに立って、
ShantellさんがPC上で即興でドローイングをしていきます。
流れるように、描き足し、描き足し。

ポツポツとか・・・

ウネウネとか・・・

カラフルだったり・・・

ホワイトだけだったり・・・

wooooooo!!

お客さんは自分のまわりに広がっていく模様(オーラ?)に
ちょっと恥ずかしそうに反応したり・・・。
Shantellさんは、その動きを見ながらまたドローイングを重ねます。
イベント自体は、わりと終始ユルユルとしたムードでしたが、
そんなやりとりも面白いところですね。

Shantell Martin
2003年にロンドンのセント・マーチンズを卒業。
現在は東京が拠点のようですが、ロンドンやニューヨークでも
ライブ・ドローイングのイベントをしていて、
World Top 10 VJというものにも選ばれているようです。

ホームページには、彼女のイラストレーションなどもあり、
こちらはライブとはまたちがった、
繊細で物語のような世界感が広がる作品を見ることができます。

Shantellさんは、とてもチャーミングなかんじの女性!
アクティブさと女の子っぽいかわいらしさをあわせもったという印象です。

2009年2月12日木曜日

MAMMA MIA!

きょうは、それほど寒くなかったですね。

そういえば以前、映画館でアルバイトをしているときに、
混雑具合をきかれ「そんなに混みあっておりません」とお答えしたところ、
「それじゃわからないだろう! それほど混みあっておりませんだろう!」と
お客様にお叱りをうけたことがあります。。。

以来、“わからない具合”に大差はないように思いますが、
「それほど」のほうが丁寧な気もしますし、
せっかくですのでなるべく「それほど」を使うようにしています。。。


MAMMA MIA!


観たわけでも、これから観る予定もないのですが、
何となく・・・。

2009年2月11日水曜日

from Paris 06

すこし前、パリでは雪が降っていたようで。
友達に写真を送ってもらいました。
石と黄色い灯り、夜、雪。
似合っていてきれいです。


こちらは、アラブ世界研究所の本屋さんで買った、
Marjane Satrapi “poulet aux prune” (マルジャン・サトラピ 『プラムを持つ鶏』)。

マルジャン・サトラピさんといえば、
彼女の自伝的作品『ペルセポリス』が日本語版も出ていて、
映画も公開されたので知られているかと思います。

私も、『ペルセポリス』を読み彼女の作品が大好きに。
ほかの作品があればぜひほしいと思っていたので、見かけて即購入しました。
フランス語の勉強にも、などとも思い・・・。

中はこんな感じ。
アリ・カーンというタール(Tar)の名手が主人公。
今まで使っていたお気に入りのタールを壊されてしまい、
かわりのものを探すのですが、どうしても素晴らしい音がでず・・・。
彼は死を決意しますが自殺はできず、ベッドの上でひたすら死を待つことに。
そんな彼の亡くなるまでの日々・・・、が描かれているようです。
というのも、読みはじめたのですが、やはりフランス語がむずかしく、
まだ絵をおっているだけでもわかる程度の内容しか理解できていません。。。

読み終わったら(だいぶ先になってしまいそうですが・・・)、
感想などものせたいと思います。

こちらが『ペルセポリス』。
日本版はペーパーバックではなく上製本です。
カバーもすこし変わった紙ですてきです。

2009年2月10日火曜日

YACHT

YACHT “Summer Song”


“Tapeheads (1988)"


YACHTの“Summer Song”と80年代の映画“Tapeheads”から。
こういう元ネタがあったのですね。。。
あははは~。なんとも脱力したものです。
いや、その力の抜け加減がいいと思うのですが。

ハンドメード感のある音はどこかなつかしいような、
リズム感はちょっと間が抜けているようで、でもピコピコとても細かくて。

好きな空気感です。。。

YACHT
オレゴン州ポートランドから、
Jona BechtoltとClaire L. Evansのふたり組。
ほかのPVなどもいろいろと面白いです。

2009年2月9日月曜日

The Ting Tings @ Shibuya AX

やっと、無線LAN環境の仲間入りをしました。 やった!



土曜日、The Ting Tingsのライブに行ってきました。
Katieは女の子からも“I love you Katie!”と叫ばれ、
手を差しのべれば黄色い声援のとぶ、
なんというかアイドル的な感じになっていました。

ライブはジャスト1時間。
あっという間のというよりは、「短っ」という感じの。
うーん、、、こんな感じなのでしょうか。
やっぱりのれる曲は多いのですが、
Katieさんはすこしくたびれているようにも見えましたし、
ちょーっと、残念感のあるライブでした。

あの2人でやっているDIYな感じがいいのだと思いますが、
ライブにはキーボードのサポートがいてもいいのかも、
なんて思ったりもしてしまいました。。。


2009年2月6日金曜日

Keiichi Tanaami KANNOON @ NANZUKA UNDERGROUND



思わず「うっ」となる、
極彩色のその空間で、悪趣味は強いエネルギーを放っていました。

先日、渋谷のギャラリーNANZUKA UNDERGROUNDで開催中の
田名網敬一さんの個展「KANNOON」のオープニングに行ってきました。

肉感たっぷりの少女が涙を流す観音像。
真っ赤に塗られた部屋には大きな本尊が鎮座。
金色に塗られた壁にはミニチュア50体が並びます。

こんなに生と性に満ちた過激な観音像!
ちょっと拝めませんでした。
目をつぶっても出てきてしまいそうだし。。。

2009年2月3日火曜日

orb?

もう2月、まだ火曜日・・・。

わっ、写真にヘンなのが。。。
オーブでしょうか。
オーブは玉響(たまゆら)ともいうそうで。
玉響は「かすかな」とか「ほんのしばらく」といった意味。
写真はちょっと気味悪い感じもしますが、なんだかきれいな語感ですね。。。




たまーに行きたくなる、渋谷東急の屋上から。

2009年2月1日日曜日

from Paris 05

サンマルタン運河の界隈にある
“Espace Beaurepaire”というギャラリーにふらっと入ってみて・・・

こちらを買いました。
うすい冊子のようなものです。

アーティストは、フランスのIsabelle Boinotさん
ちょっと憎ったらしさを感じるようなテイストのイラスト、アンバランス感、コラージュ・・・
どうやら私は、このようなちょっと違和感を覚える感じにひかれるようです。

中は、こんなふうになっています。



この方眼ノートのような冊子ですが、
“collectio dans la marge”というプロジェクトのもので、
作品はIsabelle Boinotさんものだけではなく、
10人のアーティストが参加し、それぞれの作品が1冊ずつにまとめられています。

「学生のころ、退屈な授業のあいだ、ノートの余白にいたずら書きをしたように」
というのが“collectio dans la marge”のコンセプトのようです。
ギャラリーでは、各アーティストのデッサン300点以上が展示されていました。
私もわりと、授業中のいたずらがきに精を出していたほうなので、懐かしくもあり・・・、
なんだか、クラスメートのノートを見せてもらっているような感じで楽しむこともできました。

実はこの冊子、ポンピドゥー・センターの本屋さんなどでも見かけたりして、
何となく気になっていたのです。
それが、何の気なしにふらりと入ったギャラリーで展示をしていて!
思わずうれしくなってしまう偶然の再会(?)でした。

Espace Beaurepaire
28 rue Beaurepaire 75010 Paris
Tel : 01.42.45.59.64
Métro : République